ウッドショックによって契約後に増額・値上げってあるの?

ウッドショック 契約後 値上げ

詳しく解説

ウッドショックによる価格変動が大きい特殊な状況によって、契約後であっても値上げや工期が遅れる可能性があります

この記事では、ウッドショックによって増額が求められるかどうか、家づくりをするにあたってこれからどのような対策を取ったらいいかについて解説します。

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目次

ウッドショックよる契約後の増額・値上げはあるか

見積もり時に算定していた木材価格より、大幅に木材価格が急騰した場合は、値上げされる可能性があります。

基本的に建築金額は契約時の見積もり額で確定しますが、次の解説する理由によって、ウッドショックについては例外であるとみなされる場合があります。

契約書には工期や金額が変更可能との記載が多い

住宅の契約書には、「不可抗力や不測の事態の際には工期や金額の変更が可能」といった旨が記述されていることが多いですが、ウッドショックがそれに該当すると解釈される場合があります。

ウッドショックが不可抗力や不測の事態に該当するかというのが、いろんな事例を見ても曖昧なのが悩みどころです…

施主側が追加費用を負担しないといけない場合があります

ハウスメーカーや工務店側は木材価格が吸収できないぐらい値上がりした場合は、私たち施主に対して増額を申し出することがあります。申し出があった場合、合意書にサインして値上げに合意することを求められます。 

合意書の拒否は可能?

完全に拒否をするのは難しい状況です。

  • ハウスメーカー側と折半
  • 値上げはしないけれど別の木材に変更

など、折り合いをつけないといけないような状況がほとんどです。

ハウスメーカー側から契約解除を求められることは?

「事情変更の原則」という、契約後に当事者が当初予見できなかった変化が発生して、契約が履行できなくなった場合に、ハウスメーカーや工務店側が契約内容の変更や解除ができる、ということが法律上がありますが、ウッドショックの場合はそれに該当しないとされることが多いようです。
※参考:デイライト法律事務所

契約解除はよほどないとしても、なんらか折り合いをつけることを求められることがほとんどです…

これからの家づくりはどうしたらいいか?

それでは、これからの家づくりはどうしたらいいかについて解説します。

①ウッドショックが終了・落ち着くのを待つのは得策ではない

ウッドショックによる値上げが落ち着いてから家を建てようを思っている人も多いですが、ウッドショックによる値上げは今後も続くとみられていて、値下がりを期待するのは難しい状況です。

  • 高い価格で仕入れた木材は、これから日本に流通する
  • ロシア・ウクライナショックによって更なる値上げも

>>これから落ち着く?:ハウスメーカーの値上げ・ウッドショックによる影響

②契約前に値上がりについて確認をし、値上げリスクを織り込んでおく

ハウスメーカーと検討を進める中で、事前に値上げについて確認しておきましょう。

ほとんどの場合は値上げする可能性があると言ってくることが多いです。

正直、値上げを完全に抑えることはできないと思った方がいいです

③いろんなハウスメーカーの値段を比較して少しでも安いところにする

  • ウッドショックによる価格上昇はこれからも続く
  • 値上げを拒否することは難しい

ウッドショックによる値上げは、これからも避けることができません。

そんな中でできることは、いろんな会社を比較してその中から一番お得な会社を選ぶこと。

僕が家を建てた時は3社を比較しましたが、一番高い所と安い所で300万円の差がありました。比べることは絶対重要です!

ウッドショックで値上げは進んでいますが、まだまだできることはたくさんあります。

少しでも安く家を建てることができるように、積極的に動いていきましょう。

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