低温調理が好きすぎて50回以上やっている筆者が、低温調理器はこれ使っておけばOK!という、エンペラータマリンの低温調理器をレビューします。

お店のような本格的な料理が「ほったらかし」でできちゃう低温調理器。満足度がハンパないです。
結論、低温調理器選びに迷ったら、これ買っておけばOK。機能と値段のバランスがよく、使い勝手でストレスを感じさせません。


エンペラータマリンは操作性がシンプルで使い勝手がよく、これから始める初心者から時短をしたい上級者までおすすめです。
公式ページにもある通り、「ほったらかし」が特徴です。
- 調理中もほったらかし
- 保管もほったらかし
でOK。低温調理に必要な機能はしっかりある上に、かゆい所に手が届く、我が家の不動のレギュラーです。暮らしの幸福度をめちゃくちゃ上げてくれるので超おすすめ。



この記事では、エンペラータマリンの特徴やリアルな使用感を解説していきます。
低温調理器エンペラータマリンの基本情報


機能と値段のバランスに優れた、エンペラータマリン低温調理器のスペックと特徴を解説します。
スペック
- サイズ:幅50㎜×奥行85mm×高さ320mm
- 重さ:約1.1㎏
- 電源コード長:約1.2m
- 定格消費電力:最大1200W
- 設定可能温度:0~90℃(0.5℃刻み)
- 設定可能時間:1分~99時間59分
他の低温調理器と比べて「あれっ?」という点はありません。バランスの取れたスペックです。
最大電力が1200Wというのは、低温調理器の中でも最大クラスのハイパワーで、ムラなく素早く加熱してくれます。
特徴
- シンプル操作で迷いがなく使える
- 「ほったらかし」ができるように設計されている
公式ページでも書かれていますが、エンペラータマリンは使い勝手にこだわりぬいた設計が特徴です。
自立スタンドと一体型になっているので、
- 調理中は鍋の中に立てておけばOK
- 保管も小さいスペースに立たせておけばOK


こういった調理家電のネックなポイントをクリアしているのがGOOD。
低温調理器エンペラータマリンのレビュー
これまで低温調理を50回以上やってきた筆者が、実際の使用感を分かりやすく解説します。
外観


パッケージに含まれている内容はこちら。周辺機器はなく本体一つに機能がまとまっていて、あとは箱と説明書です。


正面はこちら。エンペラータマリンのロゴが、白色マット調の製品に印刷されています。


横からの見た目。防水仕様の本体部分から頑丈な電源コードが出ています。鍋に留めるためのクリップもあります。


底面から見たとき。自立式になっていて、スタンドと一体になっています。
使い方
使い方は簡単です。
- 電源を入れる
- 温度を設定する
- 時間を設定する
- ボタンオン
本当にこれだけです。
タッチ式のボタンで温度を設定します。0.5度単位で調節できます。


時間を設定したら、ボタンを入れたら加熱開始です。とても簡単ですね~。


調理が終わったら、水から引き揚げて乾かしておけばOKです。低温調理自体が汚れる調理方法ではないので、メンテナンスも簡単です。
レシピ
今回は低温調理ローストビーフを作ってみます。


材料の準備


牛モモのブロック肉を準備します。今回用意したのは厚さ3.5㎝ほどの肉です。


塩・にんにく・しょうがで味付けした肉を、フリーザーバッグに入れます。


水を張った鍋に投入します。水圧で自然に密封状態になります。水が中に入らないようにご注意を。
低温調理器をセット


エンペラータマリンの設定をします。温度を58度、3時間加熱で設定しました。


鍋の中の様子。肉のそばにエンペラータマリンを立たせて置いたら加熱スタートです。



後はひたすら放置なので簡単すぎます…
調理完了


調理が完了したらこんな風になります。まだこの時点ではローストビーフっぽさは分からないですね。


表面をサッとフライパンで焼いて、焼き目をつけます。
熱いままだとカットしにくいので、ラップにくるんで、一旦冷蔵保存します。


カットしたらこんな風になります。熱が均一にムラなく入ってとてもジューシーに仕上がります!



本当にほったらかしでできちゃいました…!
調理に使った時間は、加熱時間を除いて30分もかかっていません。本当に手軽にお店の味に匹敵するローストビーフが作れました。
低温調理器エンペラータマリンの良い点と気になった点
エンペラータマリンの良い点と気になった点を解説しますね。
良い点
良い点を挙げたらキリがないぐらいいっぱいあるのですが、あえて強調したいポイントを4つに絞って紹介しますね。
操作が直感的で簡単


エンペラータマリンは操作がとても簡単です。簡単ですが、低温調理に必要な機能はバッチリです。
電源を入れて、水温→加熱時間を設定したらスイッチを入れるだけです。新しい機械の操作を覚えるのって億劫ですよね。
けれど、エンペラータマリンはそういうことがないのが嬉しいです。
自立スタンド式でほったらかしOK
低温調理器って、加熱している間や保管をするのにどこに置いたらいいか困ります。
エンペラータマリンは自立式なので、鍋に立てかけたり保管するための容器を準備したりなどのプチストレスがありません。


エンペラータマリンを鍋に入れて立たせて加熱、終わったら水切りして、また立たせて保管したらOKなので、一連の流れで気をつかう場面がありません。



これめちゃくちゃいいです。使っている間にストレスを感じさせないって最高です。
クリップもありますので、鍋に挟み込んで固定することも可能です。
1200Wのハイパワー
エンペラータマリンの定格出力は1200Wです。最上位機種のBONIQよりハイパワーです。
これだけパワーが大きいと、設定温度に到達する時間がとても早く、ストレスを感じさせません。
IPX7の完全防水
エンペラータマリンは「IPX7」の防水性能があります。
IPX7の性能を一言でいうと「一定時間水に沈めても浸水しない」です。水を使う低温調理は、水にぬれるリスクが常にありますが、水につけても大丈夫という安心材料があるだけで不安がなくなります。
気になった点
結論、買うのをやめた方がいいことになるようなデメリットはないです。めちゃくちゃおすすめです。
一方、もしかしたら気にする人もいるかも?という点をしっかり解説しますね。
値段が気になる?
値段は1万円を超えてきます。メーカー品の中には1万円を切ってくるものもあるのは事実。
一方、もっと高い低温調理器は、エンペラータマリンの倍の値段はします。ただ、倍の機能があるかというと、そんなことないかなと感じます。
低温調理器の選び方のポイントは、必要な機能があり、ストレスにならない使い勝手であること。エンペラータマリンは、このバランスがとてもいいです。



値段以上の価値がありますよ!
カラーバリエーションが白のみ
カラーバリエーションは白のみです。
BONIQのような黒はありません。黒を基調としたキッチンだと、白が目立っちゃうかもしれませんね。
どうしても黒がいい!という人には不向きかもしれません。
アプリ連携などはなし
低温調理器の中にはアプリ連携できるようなものもありますが、エンペラータマリンにはありません。
ただ…ぶっちゃけアプリ連携は要らないので、これはほとんどの人にとってデメリットにはなりません。



そもそも低温調理器は温度と時間を設定したら後は放置、というだけで十分なので、アプリ連携は要らないですね
低温調理器エンペラータマリンはこんな人におすすめ
- これから低温調理を始めたい。けど、どれにしたら分からない人
- これだけ買っておけば問題なし!という低温調理器を探している人
- 操作が簡単で使い勝手でストレスを感じたくない人
- お店のクオリティの料理を作りたい、けど楽をしたい人
こんな人にはエンペラータマリンはすごくおすすめです。
特に初めての人は、どれを買ったら失敗しないか不安ですよね。エンペラータマリンであれば、初心者さんが使っても問題なく使えちゃいます。「えっ、こんなに簡単でいいの?」と思うレベルです。



もちろん、料理上級者の人にもおすすめです。シンプル操作でストレスフリーなので、時短になりますよ。
低温調理器エンペラータマリンのレビューまとめ


- 低温調理器に必要な機能はしっかりと押さえている
- ハイエンド製品に匹敵するハイパワー
- シンプル操作かつストレスを感じさせない使い勝手
- 機能と値段のバランスに優れている
僕もこの機能と使い勝手の良さから、いろんな低温調理でエンペラータマリンを使っています。
低温調理器はいっぱいあって、どれにしたらいいか分からない人は、ぜひエンペラータマリンを手に取ってみて欲しいです。きっと気に入るはず。
お店のクオリティの料理を「ほったらかし」で作れちゃいます。



コスパと幸福度がとても高い調理家電なので、超おすすめです。