新築の注文住宅を建てるにあたり、お風呂場の窓を「窓なし」にするか「窓あり」にするか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
一度建てたら変更できないので、後悔のない選択をしたいですよね。
この記事では、新築の注文住宅を建てた筆者が、お風呂に窓はいるのか?「窓なし」「窓あり」それぞれのメリットと、デメリットから、後悔のない選択が出来るように解説していきます。
間取りのヒントはカタログが一番
間取りのアイデアはカタログが一番参考になります。
我が家もカタログを見ることで初めて知って、取り入れたアイデアがいっぱいありました!
「こんな間取りがあるなんて知らなかった…」と、後で後悔することのないように、いろんな間取りをいっぱい見ましょう。
公式 LIFULL HOME'Sで無料のカタログを請求するお風呂に窓はいらない?
いきなりですが結論から言うと、私はお風呂に窓はいらないです。お風呂の窓なしのメリットの方が大きいからです。
建築のコスト面・防犯面・断熱性・お手入れのしやすさを考えると、一般の家庭ではお風呂の窓がない方がいいでしょう。
しかし、広い綺麗な中庭があったり、見晴らしのいい土地に家を建てたりした、眺望がいいお風呂や、太陽光を浴びながらお風呂に入りたい方は、お風呂には窓をつけてもいいでしょう。
お風呂の窓がない方が快適に生活できる人が多いと思います!
お風呂窓なしのメリット
まずは、お風呂を「窓なし」にするメリットを紹介していきます。
上記4つのメリットをそれぞれ詳しく解説します。
窓設置費用が抑えられる
窓を設置するだけで窓設置の費用がかかります。当然窓を大きくしたり、断熱性のいいガラスの窓にするなどすると、費用はより大きくなります。
しかし、窓をなくすだけで数万円〜十数万円の金額が変わってきます。お風呂の窓をなしにすれば、建築費用を少しでも抑えることが出来ます。
窓設置の費用を他のオプションに回した方が快適かもしれません。
防犯上良い・窓からの侵入リスクが減る
お風呂に窓がついていると、覗きの被害にあったり、空き巣等に侵入されるリスクが高くなります。特にお風呂の窓は、目立たないところにある場合が多いので、狙われやすいと言われています。
しかし、窓がなければそのような心配もありません。窓をつける場合は、防犯対策も合わせて行う必要がある為、結局追加で費用がかかってしまいます。
大切な家族のプライバシーを守るためにも、窓はない方がよさそうです。
窓からの冷気の侵入がなくなる
お風呂に窓があると、特に寒い冬は窓からの冷気が入り込んできます。窓は壁と比べると、断熱性や気密性が低い為、浴室内の温度が下がってしまい思った以上に寒さを感じます。
そのため、窓の設置をやめるだけで、浴室内の断熱性や気密性がよくなります。お風呂の窓をなしにすると、冬場のお風呂でも温かく入ることが出来るようになります。
窓があるだけで想像以上に温度が下がってしまいます…
窓枠の掃除をしなくて済む
窓がなければ当然窓周りの掃除をしなくて済みます。
窓があると、窓ガラスはもちろん、窓枠やサッシも掃除をしなければなりません。窓のお掃除って思った以上に手間がかかります。
窓がなければ、ただの壁なのでお掃除は格段にしやすくなります。
少しでも掃除の手間が省けるのは、大きなメリットです。
お風呂窓なしのデメリット
お風呂窓なしのメリットをお伝えしてきましたが、デメリットもお伝えします。
上記のデメリットについて、詳しく解説していきます。
開放感が減る
お風呂に窓がない場合は、四方を壁に囲まれてしまう為、圧迫感を感じてしまうかもしれません。お風呂は元々広くないので、余計に狭さを感じてしまいます。
お風呂の窓から、素敵な中庭や外の景色が見えるなら、窓なしにするのは開放感が減るのでもったいないかもしれません。その場合はお風呂に窓を設置することで、開放感を感じることができるでしょう。
外の環境次第では、窓の設置も選択肢に入りそうです。
日中のお風呂で日光を取り入れられなくなる
お風呂に窓がない場合、日光を取り入れることが出来ないため、日中でもお風呂が暗くなってしまいます。日中にお風呂に入る場合でも、照明を必ずつけなければなりません。
それぞれの生活スタイルがあるかとは思いますが、お風呂は夜に入る方が多いと思うので、こちらに関してはあまりデメリットにはならないかもしれません。
どうしても日光を取り入れたい人以外は、窓は必要なさそうです。
窓なしでも風呂の換気は問題なし
お風呂の窓なしでも換気は問題ありません。
「窓を開けて換気する」というイメージが強いかもしれませんが、換気扇だけでもしっかりと換気をすることが出来ます。筆者の自宅では、窓なしで換気扇のみの換気ですが、問題なく換気を行えています。
「窓を開けて、換気扇を回す」方が、より早く換気されそうなイメージがある方もいらっしゃると思います。しかし、実際のところは窓と扉を閉めてから換気扇を回す方が、より早く換気を行うことができます。
換気のための窓の設置は、外の空気を直接入れたい人のみでよさそうです。
換気のためだけの窓の設置は必要なさそうです。
窓なしお風呂のカビ対策
窓がないお風呂だと、カビが発生しやすいのでは?と不安な人もいるのではないでしょうか?確かに窓がないと、換気がきちんと行えずカビが発生しそうなイメージがあります。
そこで、窓なしお風呂のカビ対策をお伝えしていきます!
窓なしお風呂のカビ対策とは?
- 換気扇による換気を行う(24時間換気or入浴後に「強」換気)
- 入浴後にシャワーで浴室全体を洗い流す
カビ対策にもっとも効果的なのは、換気をしっかりと行うことです。
24時間換気システムが導入されている場合は、24時間換気を行うのが間違いありません。また、24時間換気を使用しない場合は、入浴後に数時間換気扇を回すだけで、もっとも有効なお風呂のカビ対策になります。
また、カビの繁殖を防ぐために、石鹸カスや垢などを入浴後にシャワーでしっかりと流すことも重要です。お風呂から出る際に、浴槽や壁などにシャワーをかけ綺麗に洗い流しておきましょう。
上記の二つをしっかり行えば、カビの発生を防ぐことができます。
窓のないお風呂は風水的に大丈夫?
窓のないお風呂でも、風水的には大丈夫です。
お風呂の風水で、一番気をつけなければいけないのは「湿気」です。「湿気は陰の気、身体の汚れを落とした気は邪気」とされているからです。
過剰な湿気は、運気ダウンの根本といっても過言ではないかもしれません。
逆にいうと「湿気」を抑えることさえ出来れば、風水的には問題ないということです。
勿論、風水的に一番の理想は「窓を開けて、太陽の光を取り入れる」ことではあるのですが、これをする目的は湿気を防ぎ、陰の気の増加を防ぐ為です。
換気扇をしっかり使用し換気を行うことで、お風呂の窓がなくても、風水的にも問題はありません。
窓のない水場は運気をあげてくれる、ラベンダー色のグッズを置いてみると、風水的にはさらに良いかもしれません。
窓なしのお風呂は暗い?
窓無しのお風呂は、日光が入って来ないため、天気のいいお昼でも当然ながら暗いです。
朝や昼の太陽が出ている時間でも、照明を付けなければいけません。しかし、ほとんど夜にお風呂に入る方が多いと思うので、あまり問題にはならないと思います。
それでも、窓なしのお風呂を少しでも明るくしたいのであれば、照明を明るいものを選んだり、壁を白色にすると良いでしょう。
また、少しでも自然光を取り入れたい方は、洗面所に窓をつけるのがおすすめです!
洗面所に窓を設置することで、自然光がお風呂場に入ってくるため、お風呂が真っ暗にはなりませんし、外の空気も入れることができるので、おすすめです。
お風呂の窓だけで考えるのではなく、洗面所の窓も含めて検討してみましょう。
いい間取りを作るために絶対にやるべきこと
間取りづくりで後悔しないためにするべきことを解説します。
後から「こんなはずじゃなかった…」と後悔したくない人は必ずやっておきましょう
ハウスメーカーのカタログで間取りをたくさんチェック
いい間取りにするためには、間取り事例をいっぱい見ることが一番重要です。
そのために一番参考になるのがハウスメーカーのカタログ。
なぜかというと、ハウスメーカーが自分のところで家を作ってもらいたいために家づくりのノウハウをカタログに結集させているからです。
ぶっちゃけて言うと、いわゆる住宅関係の本よりも、無料で手に入るカタログの方が充実しています。
こちらの画像のように、ハウスメーカーのカタログには、具体的な間取り事例がいっぱい載っています。
カタログであなたが好きな部分をマークして、「あなたが好きなイメージ」を固めましょう。
いくつかのカタログでこれを繰り返すことで、あなたが実現したい間取りのイメージが固まってきます。
カタログを手に入れる方法でおすすめなのは、LIFULL HOME'Sでハウスメーカーのカタログをまとめて取り寄せること。
ハウスメーカーのカタログが完全無料で手に入るのでおすすめの方法です。
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カタログを請求する手順
地域によってはアイ工務店が出てこない場所がありますので、その場合は地域を選びなおせばOKです。
一度に複数のハウスメーカーを選ぶことができます。あなたが気になるハウスメーカーを選択し、自分の現在住所を入力したら終了です。
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